今年も台北アートブックフェアに参加し、いつもどおりの気持ちのよい混沌とにぎわいに包まれての出品、とても楽しかった。
とくに今回は特別。というのも、なんと龍太先生が台北市に暮らし始めているということだ。
台湾政府からの招聘教授で淡水の淡江大学で2学期間で教えることになり、11月1日に赴任してきた。
台北の中心、雙連市場の近くに家を借りてすでに生活を始めていた。
私はギリギリまで日本で制作し、無事、作品を台北に持ってくることができた(以後2025年7月末まで私も台北に住んだ)。
会場は例年とおなじ崋山文化創園區。
いつものように若い人たちの熱気を感じながら、われわれはやや年齢が高いがなかなか水準も高いのではないか・・・と自画自賛。
みんなそれぞれ、きっとこんな風に自分の作品を愛でながらここに並べているのだろう。
とても活気があり、ルールがあるようでないが、全体として混乱もなく素朴でゆるく、でもきちんとマネージされているところがこのフェアのいちばんの魅力だ。
今年も自慢の我が子(犬や猫や鳥ちゃん)をアイドルのように連れてくる人が会場を闊歩し、まわりから脚光を浴びているところも面白い光景の一つだ。
リスボン行きの成果として制作した、画家フェルナンド・レモスの世界を、
彼の絵画作品と言葉の引用とRyuta氏によるエッセイ(リスボンの図録に寄稿したもの)を立体的な手製本にした
『The East-West Nebula of Calligraphy: The World According to Gernando Lemos』が、多くの人々の注目を集めたことが嬉しかった。

詩集Two Pieces of Potryのシリーズでは、あらたにフェルナンド・ペソア訳詩集を制作し、こちらも人気だった。
台湾でもペソアの翻訳が最近いくつも出ていて、この忘却された詩人も「発見」されようとしている。


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