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アットホームレスなメッセージボードの記録 1998.11


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アットホームレスなメッセージボードの過去の記録を読む。
Mon Nov 2 18:23:21 JST 1998
Tedrico Latham ( tedrico@hotmail.com )
Homelessness Resource Links Site, TEDRICO'S PAGE, Turns 1 Year Old! FOR IMMEDIATE RELEASE Nov. 2, 1998 Despite unforseen changes in web hosting services, and inability to leave referral pages in all instances, Homelessness Resource Links web site, Tedrico's Page, is proud to announce it's 1 year anniversary. It began as a mere personal homepage back on Nov. 2, 1997, consisting of only 3 pages: "Big City Homelessness Survival Resources", "About Me", and "My Favorite Links". On Mar. 1, 1998, web hosting service provider, Metrocity.net folded unexpectedly, leaving Tedrico's Page homeless and in desperate need of a new server home. The following day a newly revised and expanded Tedrico's Page, debuited under new web hosting services provided by Xoom.com, and over the next 5 months, saw as much as a 200% increase in site traffic bandwidth and equal growth in site popularity. But that all came to end on Jul. 27, 1998, when Xoom.com CEO, Bruce Leverman, issued the administrative lockout and purging of the entire Tedrico's Page web site without any prior notification. Why was this tremendous online resource for the homeless so abruptly zapped from cyberspace? One would be better off asking the casting crew of "Unsolved Mysteries" because, when asked this same question by both webmaster Tedrico Latham, and nearly 300 concerned homeless advocates and non-profit organization figureheads, Xoom.com's CEO simply stated they were not at liberty to disclose the details of a supposed complaint issued against the Tedrico's Page web site. Immediately after that statement was released, all future e-mail inquiries bounced as a result of Xoom.com deliberately blocking anything that remotely appeared to be along the lines of rebuttal over this matter. Once again, Tedrico's Page was without a server home and no means of referring site visitors elsewhere. "This site would cease to exist altogether had it not been for the existence of backup copies of the site's pages", said a disgruntled Tedrico Latham. On Aug. 1, 1998, the pages of Tedrico's Page were uploaded to a new server directory, owned by Hypermart.net, a web hosting service provider that offers 10MBs of free storage space for commercial sites only. This posed a problem because Tedrico's Page is a non-profit site, and thus forced the reconstruction of the site's web architecture, which rendered the mega homelessness web site, merely one of several site examples listed under the "Example Site Design Portfolio" heading on the Tedrico's Page Web Page Design and Promotion Service homepage, which ended up being the commercial page for which the Hypermart.net account opened under. After 3 months of being under construction, Tedrico's Page is now fully operational again, as of Nov. 1, 1998, and has already reclaimed and surpassed the bandwidth point it held prior to its deletion from Xoom.com's server back in July, as evidenced by the 1500 visits its homepage received last Thursday. Tedrico Latham asks that all linked sites, please change the Tedrico's Page link listing URL to http://4homeless.hypermart.net, and he also would like to thank everyone for their continued support of "Tedrico's Page: Homelessness, Hitchhiking, Panhandling, and Homeless Programs"! Contact: Tedrico Latham P.O. Box 514 Rich Square, NC 27869 Tel: (252) 539-4228 tedrico@hotmail.com http://4homeless.hypermart.net/
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Sat Nov 7 00:39:31 JST 1998
賀内麻由子 かうちまゆこ ( m-kauchi@pop16.odn.ne.jp )
〜身体、意識、感覚、言語環境などがかならずしも 
at homeでないとき、homeless状態にあるときのメッセ
ージや発見がここに書き連ねられてゆくことで、新しい
ことばの空間が生まれることを期待しているからです。
yes,yes! そうなんだなあ、そうなんですね。
半年ほどある画家の子供のアトリエの助手をしています。
その画家は、「わたしによいことを期待す
るな、一緒に探してくれ」「なにもわからないのだ」を繰り返します。
「なぜわたしはなにも確かなことなどないのに子供の前にたつの
か、変じゃないか?」と問うてきたりします。そう聞かれ
て、どう応えようかと言葉を探していると、「わかったこ
とを言おうと言葉を探すならもういい」と怒ってきかなく
なります。
何年にもわたって作ってきたあたたかい関係の
輪も「なにもよいことなどなかった」と言い切っておじゃ
んにしてしまいます。関係は心の自由のためにあるのだか
ら、関係が心の負担になってはいけない、と言います。
私は彼女が半端でないhome(人が人の輪のなかに
必死で探すhomeを飛び越えた)を心のどこかにもってい
るからそういうことができるんじゃないかと最近感じます。
送ります、えいっ。
賀内麻由子

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Sun Nov 8 20:16:43 JST 1998
Isao Matsuoka ( fwhz9173@mb.infoweb.ne.jp )
立命館大学国際言語研究所の国際シンポジウム「21世紀的世界と多言語・多文化主義〜周辺からの遠近法〜」に11月2日、3日と行ってきました。やや消化不良の感がありますが、印象的なことを一、二書きます。
2日は「1920年代文化のクレオール性とは何であったのか?」がテーマで、今、私が関心を持っている西成彦さんの報告「雑種的思考の可能性」がありました。カフカと宮沢 賢治の同時代性、同質性が論点でした。それに関して、コメンテーターであるドイツ思想史の細見和之さん(リゾナンスでお呼びした方です)が「カフカ、ベンヤミン、宮沢賢治がおのおのの作品をもし読むことができたなら、どのように感じたであろうか?」(実際には不可能だったのですが)と魅力的な問いを発せられていました。宮沢賢治、カフカ、ベンヤミンをきっちり読んで見たくなりました。
同じ日のパネラーが今福さんで、コンピューターから画像を出し、CDによる音楽入りの「ブラジルから沖縄へ」という詩的構成力あふれる報告をされました。今福さんは「私の話は散文的なものと詩的なものの二つのタイプがある。」とおっしゃっていましたが、後者が格段におもしろいと感じました。
3日は「アジアのさまざまな声〜交差する多様な表現〜」で、ゲストスピーカーがトリン・T・ミンハさんでした。ミンハさんの「ルアッサンブラージュ」が上映されましたが、セネガルの人々を見る側(先進国の人間、人類学者)の視線を対象化しようとする画像が新鮮で、音声がある画面と音声が消し取られた画面、その切断のされ方(沈黙と宙づり)がなんともスリリングで、映画好きの私にはすてきな時を持てました。プレ・イベントで上映された「姓はベト、名はナム」を見に行けばよかったと思いました。その後『女性・ネイティブ・他者〜ポストコロニアリズムとフェミニズム〜』(岩波書店)を読んでいますが、詩的で論理的な複雑な構成の文章に難渋しています。
話は変わりますが、高槻でやっています「リゾナンス’90」では、時々、ゲストを招いての同人の夕食会をやっています。今度、14日にカリブ海のマルチニック出身の歴史家であるガブリエル・アンチオープさんとその会をやります。今から、楽しみです。
購入書籍:『立命館言語文化研究』(9巻5・6合併号、10巻1号)、熊本大学小泉八雲研究会編『ラフカディオ・ハーン再考』(恒文社)、平川祐弘編『世界の中のラフカディオ・ハーン』(河出書房新社)、マルト・ロベール著(東宏治訳)『カフカのように孤独に』(平凡社ライブラリー)、ウンベルト・エーコ著(和田忠彦訳)『永遠のファシズム』(岩波書店)、ミレーユ・アダス・ルベル著(矢島文夫訳)『旧約聖書の世界』(創元社)。
購入雑誌:「ちくま/98・11」(今福さんの連載7回目、菅さんの「口ごもる哲学者の<死>」)、「論座/98・12」(特集・女性天皇への道)、「思想/98・11」、「みすず/451」。
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Sun Nov 15 01:50:10 JST 1998
ishikawa akiko ( akikko@osk2.3web.ne.jp )
はじめまして。いつもはここに書き込みをするにはまだまだ早いと読者に徹していますが、お知らせしたいシンポジウムがあり書き込ませていただきます。
私は、インターメディウム研究所(IMI)という小さなヘンで面白いアートスクールの事務局で仕事をしています。今福先生にレクチャーにお越しいただいたこともあります。また、上野俊哉先生にはレギュラーで講師をお願いしています。
その上野先生と研究生有志を中心として、毎年この時期に「アーティスト・イン・レジデンス」としてフィールドワークや公開シンポジウムを行っていますが、今年は11/23に<Cut'n'Mix>というテーマでシンポジウムを開催します。お近くの方は(もちろん遠くの方も!)ぜひお越しください。詳しい内容はIMIのホームページでご案内しています。

●公開シンポジウム <Cut'n'Mix>
○講演:ヘアート・ロフィンク(オランダ、政治学.社会学)/ ベンヤミン・ペラソヴィッチ(クロアチア、社会学)
○コメント:趙 恵淨(チョ・ヘジョン、韓国、延世大学教授、社会学)/ 上野俊哉(和光大学助教授、IMI講師、文化研究)
○ディスカッションには、IMI講師が参加予定。(司会進行:上野俊哉)
○1998年11月23日(月/祝)14:30開場/15:00開演 @WTCホール(大阪南港WTCコスモタワー2階/地下鉄中央線・ニュートラム直通乗入OTS線「トレードセンター前」駅下車)
○チケット…前売1,500円/当日1,800円(チケットぴあ、問い合わせ先にて前売取扱)
●主催/お問い合わせ…
インターメディウム研究所・IMI「大学院」講座・IMI-AiR-98 実行委員会(担当:西尾・高見)
TEL:06-615-6390 FAX:06-615-6391 URL:http://www.iminet.ac.jp/

●同時開催 クラブイベント <NEKOR>
理論的な追及をするシンポジウムと対になる実践的展開としてアムステルダムから2名のDJを招きクラブイベントも開催。
○1998年11月23日(月/祝)23:00〜 @ベイサイドジェニー(大阪市営地下鉄中央線大阪港下車)
○DJ…Gobo&Cuba(Tribal Media from Amsterdam)、AOA、MOOCHY(Harmonic Rhythm Freaks)、SOFT-3 他
○チケット…前売2,500円/当日3,000円(チケットぴあ取扱)

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Sun Nov 15 22:50:37 JST 1998
Isao Matsuoka ( fwhz9173@mb.ihfoweb.ne.jp )
石川さんの案内は興味深いので、参加しようと思います。
昨日、リゾナンスの同人の夕食会を持ち、大変楽しい時間を過ごせました。ゲストはカリブ海のマルチニック出身のガブリエル・アンチオープ(カリブ海地域史専攻)さんで、通訳に杉村昌昭(フランス思想専攻)さんにお願いしました。
ガブリエルさんは日本在住10年になり、日本語も堪能なので、なるだけ日本語で話していただくようにお願いし、複雑な内容については通訳を杉村さんにしていただきました。話題は多岐にわたり、今までガブリエルさんとお会いしたことは何度かあったのですが、これだけ多く日本語で話されたのは初めてでした。
マリーズ・コンデさんの大阪での講演の時、通訳の方が「有色の人」を意味するフランス語を「黒人」と訳されたのに対して、ガブリエルさんが異議を発言されていたことにふれてその意味をおたずねしました。その話の中で、カリブ海の民族の混血、混交の歴史をイメージ豊かにできました。
また、御著書『ニグロ・ダンスそして抵抗〜17世紀から19世紀のカリブ海地域史〜』について、「人はなぜ踊るのか」という問いがあること、また、ダンスの場が抵抗のそれとして機能してきた歴史についても聞くことができました。翻訳の予定もあるとのことでした。近い将来、カリブ海ツアーが実現することも夢ではなさそうです。
杉村さんの企画で、『記憶の暗殺者』の著者である、歴史修正主義批判のフランスの歴史家、P・ヴィダル=ナケの来日講演(来年3月頃)が複数文化研究会との共催でできそうです。楽しみがまた増えそうです。なお、次回のリゾナンス’90は歌人の道浦母都子さんに決まっています。来年2月27日です。
購入書籍:複数文化研究会編『<複数文化>のために〜ポストコロニアリズムとクレオール性の現在〜』(人文書院)、P・ヴィダル=ナケ著『記憶の暗殺者たち』(人文書院)、野田正彰著『戦争と罪責』(岩波書店)、河合純枝著『地下のベルリン』(文芸春秋社)、リオタール著(菅啓次郎訳)『こどもたちに語るポストモダン』(筑摩学芸文庫)、「中央公論/98・12」(網野喜彦さんの連載6回目)。
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Sat Nov 21 00:21:08 JST 1998
Isao Matsuoka ( fwhz9173@mb.infoweb.ne.jp )
いや。まいった、まいった。 3日前に川崎の知人から「フランスの教師で、世界旅行していて、26日に中国から大阪に着く2人がいる」「一週間ほど関西にいて、学校を訪問したいとの依頼があった」ので、なんとか受け入れてほしいとのこと。
「なぬ、フランス人!」、英語でも自信がないのに、フランス語!でも、その知人には、今までスペイン、フランス、イタリアの学校訪問ツアーでお世話になっている。この3日間、「どうしよう」と悩んだけど、結局、引き受けることにした。
うちのクラスの子も「会いたい」と言う。「おれ、フランスができないぞ」というと、「英語、英語」と気楽なもの。「英語の先生に頼んだらいい」と、もうその気。
学校関係の知人、友人、そして、フランス語、英語のできる友人を巻き込んで、また、楽しむことにしょう。今日の連絡では夫婦2人のカップルのようだ。フゥフゥ・・・・
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Mon Nov 23 21:50:11 JST 1998
松井 朋子 ( mtomoko@be.mbn.or.jp )
私は、日本の中世の日記にあらわれる「唐人(外国人一般をさす)」について研究している大学院生です。このテーマで修士論文をすすめ、ライフワークにしようと考えているわけです。ある意味で、浮世離れしたことをしているのかもしれません。なんせ、私の頭の中は常に、中世の東アジアから西アジアをベースにして日本の中世の日記を読んでいたりするのですから。 だから、特集のネットワークの日本史は非常にありがたいわけです。早く完成されることを願います。 ちなみに、九州地方や、北陸、中国、瀬戸内海の史料において中世の(それ以外でも)外国人や交易について史料(元文書でもok)があるという情報があれば、ぜひ教えて頂きたいです。また、上記につて興味がありましたらメール下さい。 「唐人」ってどんなの?という質問もお応えします。
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Tue Nov 24 15:32:02 JST 1998
SUMIE (中山純江) ( fwie7981@mb.infoweb.ne.jp )
上野千鶴子先生の検索ページから流れてまいりました者です。
フェミニズムに加え,昨年のサッカーW杯最終予選あたりから
突如サッカーファンになったところへ,今福先生の朝日新聞の
コラムを読んで「ディアスポラ」について書かれていたのに感銘を
受け,最近始めた通信教育のレポートで「サッカーとグローバリゼ
ーション」について稚拙ながら論じてしまいました。
書くに当たっては,今福先生の著作のいくつかを読ませて頂き,
その中で,トリン・ミンハの作品にも触れられているのを知って
ますます感激しました。 このような素敵なホームページがあって,幸せです。これから
ゆっくり読ませていただきます。
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Tue Nov 24 20:41:54 JST 1998
Isao Matsuoka ( fwhz9173@mb.infoweb.ne.jp )
昨日、IMI公開シンポジュム「Cut'n'Mix」に行ってきました。
会場に入り、「しまった、場違いな所に来た」と思ってしまいました。というのは、参加者のみなさんが20代、かろうじて私の横に座られたのが中年の女性一人(どうも学生さんの近親者の方のようでした)。
シンポジュウムが始まって、今日のテーマは「メディアミックス」の話と理解しました。シンポジュウムのテーマの「カット・アンド・ミックス」がメディアミックスの手法を指すとは、会場に入るまで知らなかったのです。
進行するにしたがい、どんどんおもしろくなってきました。とくに、コメンテーターの趙恵淨さんの話が興味深く、先日、トリン・T・ミンハさんの話を聞いたのですが、「なぜ、アジアの被差別の視点を持つ方の話がおもしろいのだろうか」と、その共通性に感心していました。
話は変わりますが、フランス人夫婦(フランクとデルフィン)の教員が世界一周をして、大阪に来る件ですが、フランスから中央アジア、モンゴル、中国と移動し、大阪に入ることが、彼らのホームページを見て、分かりました。そのホームページは英語、フランス語、スペイン語からできており、そして、移動しながらホームページに書き込んでいるのです。すごいな!
そのホームページを紹介します。ぜひ、見てください。
www.ikoon.com (学校と子どもたち関係)、www.capmonde.com(旅、その他)
購入書籍:『宮沢賢治全集(1〜10)』(筑摩文庫)、渡辺和行著『ホロコーストのフランス〜歴史と記憶〜』(人文書院)、辺見庸著『目の探索』(朝日新聞社)、マイケル・S・ハイアット著『世紀末の時限爆弾〜コンピュータ2000年危機をどう生き抜くか〜』(文芸春秋社)、「状況/98・12」(特集・終わらぬ戦後/現代の争点)、「言語/98・12」(顔学入門)、「月刊百科/98・12」、「ろばのみみ/110」(スペイン旅行社「ろばのみみ舎」のユニークな雑誌)。
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Tue Nov 24 21:09:23 JST 1998
Fujimori ( fwip3265@mb.infoweb.ne.jp )
文字化けしてしまったのでもう一度。前のは消していただければ幸いです。
多様性ってなにか?
このあいだキューバンミュージックのDJ&ダンスイベントをしたら、一部(イベントにはこない人)から、「もっとジャンルを超えて、ブラジルもの等も混ぜてやったほうがいい」という反応がありました。
そうだなあ。でも多様性って、各ジャンルのコアなもの(このばあい特定ジャンルに特化したイベント)もあり、各ジャンルがいろんなバランスでブレンドされたものもあり、それぞれの人がその時々の気持ちで−かたくいえばその人の真実に従って自由に選ぶことができるっていう状態をさすんじゃないかと思う。ブレンドされたものばかりだったら、コアなものがないって言う意味で画一的だと思う。
いつも誰もが横断的でなきゃいけないっていう考えは抑圧的だ。 (もっとも各ジャンル自体−たとえばキューバンミュージック自体が多彩な要素を含んでるんですけどね)。
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Wed Nov 25 01:35:36 JST 1998
ishikawa akiko ( akikko@osk2.3web.ne.jp )
IMIのシンポジウム無事終えることができました。
仕事の都合でシンポ会場に行くことができず、松岡さんにお会いできませんでした。残念。
私も事務所でヘジョンさんにお会いしたとき、「アクティビスト」という言葉とは無縁そうな物腰、話し方の方で、自分が東アジアに関心があることもあって、どういう話をされるんだろう、とシンポに参加できないことを残念に思いました。
夜はクラブイベントにも行ってきました。シンポジウムが盛況に終わり、安心して踊りまくっていたのですが、上野さんの元気なことにはみんな驚くばかり。
記録はおそらく、新聞というかたちでひとまずはまとめられると思いますので、でき上がりましたら、またお知らせします。

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Fri Nov 27 17:15:01 JST 1998
旅のもの ( h-tujita@kinokuniya.co.jp )
チョウ・ヘジョンに注目している一人です。今週の「週刊読書人」)11月20日号に、ヘジョンさんの教育問題への取り組みについてのインタビューが載っていますが、たいした現実感覚だと思いますね。
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Sat Nov 28 01:14:51 JST 1998
Isao Matsuoka ( fwhz9173@mb.infoweb.ne.jp )
「フランスからの来訪者」
(11月26日)今日、午後2時半頃、服部ユースホテルに電話をしましたが、フランクとデルフィーヌはチェックインしていず、予約もないということでした。6時に友人たちと彼らを訪ねるため待ち合わせをしていましたので、もう一度、ユースホステルに電話をしましたが、連絡がつかず、仕方がなく明日、もう一度訪ねることにして、分かれました。 7時すぎにフランクから電話があり、うまく話が通じないのですが、京都に宿泊することにしたようで、待ち合わせのために、服部ユースホテルに来ていると言うことでした。しかし、今日はどうにもなりません。それで、フランクに聞いた京都のホテルに電話をしました。確かに今晩の予約が入っているとのことで、ホテルは「宇野ホテル」とのこと。できたら、明日の午後7時に訪ねたいと伝言したのですが、明日の宿泊予定は不明とのことでした。言葉の壁の前で立ち往生です。
「やっぱりモバイルだな!」
(11月27日)昨日、フランクとデルフィーヌと会うのに失敗、今日、京都で会うのに成功しました。フランクとデルフィーヌの旅行行程は、フランスからモスクワ、シベリア鉄道でウランバートル、そこからモンゴルに入り、さらに中国に(チベットも回ってきました。)、昨日、上海から大阪へ船で入りました。今後の日程は私たちの設定した学校訪問までに琵琶湖から北陸を回り、大阪を終了後に広島、東京へ。日本の後はアラスカ、カナダ、アメリカ、中南米、そして、フランスへというコースです。二人の旅行方法はヒッチハイクと鉄道で、自家用車やレンタカーは使っていません。8月にフランスを出発し、2年で世界一周の予定。なんとスケールのでかいこと!全然疲れていない、「ノーカンサード」ですって。移動しながら、モバイル通信でホームページを更新し、デジカメで画像も刻々入れています。今日はそのホームページを見せてもらいながら打ち合わせをしました。二人にこちらは四人でした。二人はとても気さくで、つき合いやすい人たちで(フランス人は「わがまま」という先入観は壊れました。)、教員ではありませんでした。(年齢は30代前半と思われます。)フランクはコンピューターネットワークの会社員で(先日、書き込んだホームページのアドレスを見てください。)、その中でグローバルな教育のネットワークを作ることを仕事としています。(その関係でフランスの自由教育・フレネ派の教員とのネットワークがあるようです。)デルフィーヌは貴金属関係の仕事をしていたそうです。フランス語のほかに、フランクは英語、デルフィーヌはスペイン語を得意とするようです。学校で子供に話してもらう内容は世界一周の様子を、モバイルのコンピューターから、(画像が小さいので)普通のパソコンにつないで出し(フランクがその道の専門家ですので、ジャックさえあればやってくれるそうです。)、その画像を生徒が見ながら、楽しい時間を持つことにしました。外国人の教師を迎えると思っていたので、もてなしの方法をいろいろ悩んでいたのですが、その必要はありませんでした。気持ちが楽になりました。こちらの日程は、12月2日(水)午前が小学校、午後が私の学校で中学校。12月3日(木)の午前が小学校になります。2日に英語の通訳、3日にフランス語の通訳を友人たちに頼みました。(3日はフランスから帰国した子供がいるので、フランス語にしました。)3日か4日に広島に移動となる予定です。
こんな楽しいことになるとは思いもよりませんでした。生きているというのはすばらしい!それでは、次回、子供との出会いを報告します。それでは、また。
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Sun Nov 29 12:54:25 JST 1998
Isao Matsuoka ( fwhz9173@mb.infoweb.ne.jp )
旅のものさん、情報をありがとうございました。今日、京都に出ますので、「週間読書人」を手に入れようと思います。
先日のIMIシンポジュウムでのチョ・ヘジョンさんのお話で、どんな点に興味を持ったかを書いておきます。
シンポジュウムの最初のは、ベンヤミン・ペラソヴィッチ(クロアチア・社会学)さんがサブカルチャーをめぐっての社会学説史をお話しされ、次のヘアート・ロフィンク(オランダ・メディア理論)はカット・アンド・ミックスの手法について話されました。
その報告に関わって、ヘジョンさんは「日本に来て、<トライブ(部族)>(3人ともこの文化人類学の用語を共通して使われていたのは何か意味がありそうです。)を探し、東京で<公的空間占拠者><だめ連>(たぶん仕事に意識的につかない人たちだろうと推測します。)、<東京シューレ>を訪ね歩いたと言っておられました。このあたりの問題関心に引きつけられました。
討論で、ロフィンクさんがヘジョンさんに「日本も韓国も今、不況であるが、どのように違いがるのか。」と質問されました。それに対して、ヘジョンさんは「韓国では抑圧(管理)がきびしいので、この不況下の闘いは変革に結びつくだろう。」「しかし、日本の場合は不況が長期化しているのと人々が<方向性を持たない>ため、変革に結びつかないだろう。」という趣旨のことを語られました。すごくヘジョンさんのお仕事を知りたいと思いました。
購入書籍:ジーン・リース著(小沢瑞穂訳)『サルガッソーの広い海』(みすず書房)、宮下志朗著『本の都市リヨン』(晶文社)。
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